「ノッティング」と言う絨毯の技法は、カリキュラムの課題として生徒全員が織っています。
トルコ絨毯やペルシャ絨毯の技法で、
タテ糸2本の間に色糸をひとつづつ結び付けながら織ります。
とても時間と根気のいる作業です。
自分で織ってみると、
織り手の大変さをしみじみと感じます。
そして、店頭で見る手織り絨毯の価格の高さにうなずけてしまうのです。
教室では、一年中使えるように、
ウール素材を避けて艶のあるエジプト綿にしています。
エジプト綿は手触りがなめらかなので、
心地よい感触に仕上がります。
クッション仕立ての可愛い作品を制作する生徒さんも大勢います。
写真は織りあがったラグマットと、
制作中のラグマット。
共に生徒作品。
色糸を数色組み合わせ、
色に奥行きを持たせます。
深く素敵な色味になりました。