教室の日常

ヤノフ村の絵織り物

2年程前の事。ひとりの生徒さんが本を持って来て、
 
『これ、可愛くって、織ってみたいんです!』
 
「ヤノフ村の絵織物」と言う本でした。
 
 
ポーランドのヤノフ村で昔から織られている織物で、
織り方の図がびっしりと載っています。
 
全て二重織りのピックアップ技法。
図案に沿ってタテ糸を引き上げ、裏を織ったら表を織って・・・
 
やたらと手間のかかる織物なのです・・・
 
しかも、教室はロクロ式の織り機。
 
『うーん、やっかい・・・でも、できるはず!』
 
ロクロの織り機で絵織りを織る方法をあれこれ試し、
ようやく織り方を考えつきました。
 
後は、図案をみながら織るのみ!
 
 
その後、生徒さん達は、高機でたくさん織って見せて下さいます。
 
 
 ヤノフ村の絵織り物1 ヤノフ村の絵織り物3
 
ヤノフ村の絵織り物2
 
 
ポーランドの田舎の風景や人々の暮らしなどが
コミカルな図案で織り込まれていて、ほのぼのします。
 
着物文化から発生した日本の織物とは全く違った魅力がありますね。
一度は織ってみたい気持ちが、よーくわかります。
 
 
二重織りの絵織りを調べていると、北欧にもたくさんある事が判明。
自然や人々の暮らしぶりが、まるで絵本の一場面のように表現されています。
 
またひとつ、楽しい織りの世界が広がって行きます。
今度は、自分の図案で「おとぎ話」を織ってみたいものですね。