教室の日常

トウモロコシの皮

夏に取って乾かしておいたトウモロコシの皮。
繊維が丈夫で裂きやすく、夏の間は身近な織りの材料です。
 
下の写真は、これでコースターを織っているところ。
 
 
 トウモロコシの皮1
 
 
乾かしておけば、保存が出来ます。
少し涼しくなった今頃に織りはじめるのも良いですね。
 
乾いた皮は水に浸しふやかして、裂きながら織ります。
 
「ギュギュっとしっかり打ち込み、乾いたらまた打ち込む」のがポイント。
 
天然繊維がカップなどに着いた水滴を吸い取ってくれるので、使い勝手が良いです。
自作のコースターを楽しみましょう。
 
 
 トウモロコシの皮2
 
 
 

夏場の梅酢

教室では、夏の暑い日に梅酢をお出ししていました。
 
教室の始まる10時頃、生徒さんは汗だくでやってきます。
そこで、まず冷たい梅酢のサワーで喉を潤していただきました。
 
梅酢のまろやかな酸味で、ほてった身体がシャキッとしてきます。
うちわでパタパタし、汗が少しおさまってからお稽古です。
 
 
 umesu
 
 
実は、この梅酢は生徒さんの手作りです。
 
梅雨の頃に漬けて下さり、暑い時期に飲み頃になりました。
 
昔ながらの夏バテ予防の飲み物ですよね。
季節を感じながら素敵な暮らし方をなさっている様子が伺えます。
 
「来年は私も漬けてみたい」
 
と、おっしゃる方にはレシピをコピーして差し上げました。
 
手織りを通して、日々の素敵な暮らし方が、
人から人へと広まっていったら嬉しいなぁと思います。
 
 

白い綿の花が咲いています

白い綿の花が咲いています。
夕方になると、しぼんでピンク色に変わります。
 
 
 綿の花
 
 
生徒さんのお庭には、初めからピンクの花も咲いたそうです。
 
教室の綿の実は、現在こんな感じ。
 
 
 綿の実
 
 
日本の暦の二十七侯では、
8/23~8/27の頃を「わたのはなしべひらく」と言います。
 
綿の実を包むガクが開き、
かわいいコットンボールになる頃だそうです。
 
今頃、まだ花が咲いておりますが、
この後、実をつけ、
やがてふわふわのコットンの収穫となるはず。
 
楽しみにしています。
 
 
 

綿の花

8月も下旬となり、もう少し経つと木綿の実が弾け始めます。
 
最近、生徒さん達がそれぞれに蒔いた綿の木の情報がどんどん入って来ます。
 
 
「花が咲きましたー」
 
「花の色が、クリーム色と、白と、ピンクだけど、なぜ??」
 
「実が弾けて綿が採れました~」
 
「背丈が、1メートルを越えてます。」
 
「小学校の朝顔の観察以来、久しぶりに楽しんでます」
 
 
などなど。
 
 
5月の始めに蒔いた種が、夏の日差しを受けグングンと成長し、
かわいい花をたくさん咲かている様子を見るのは楽しいですね。
 
 
教室の綿は、こんな感じです。
 
 
 綿の花
 
 
この黄色い花からは白い綿が取れます。
 
実は、黄色い花の他に白い花も咲きました。
白い花からは何色のコットンが採れるのでしょう?
 
茶色か、緑なんでしょうね。
 
 
 

ヤノフ村の絵織物(生徒さんの体験)

ポーランドの東北部の小さな村に
刺繍のように図案を織り出す伝統的な絵織物があります。
 
村の名は、ヤノフ村。
 
村のおばあちゃん達によって、
手織りの技術が細々と守られています。
 
この村の織物を紹介した本が2年程前に出版されてから、
生徒さんの間で、
 
「かわいい~。織ってみたーい。」
 
とリクエストがかかりました。
 
日本のロクロ式織り機で、果たして織れるの???
 
試行錯誤を繰り返してなんとか織れるようになり、
その技法を生徒さんに伝授できるようになったところです。
 
 
さて、お話しはここから。
 
なんと、この夏 ポーランドのヤノフ村まで出かけて、
現地のおばあちゃんにこの伝統織物を習って来た生徒さんがいます!
 
5日間で、かなり複雑なデザインを織り上げて来たのです。
その行動力は、お見事。
 
本だけではわからない糸の風合いや織り機の様子など、
いろいろとお土産話を伺う事ができました。
 
 
 ヤノフ村の絵織り物4 
 
この作品は、生徒さんが現地で織りあげてきたもの。
 
 
 ヤノフ村の絵織り物5
  
右上のグレーの作品は、右下の“現地おばあちゃん”が織ったお土産。
 
 
世界には様々な地域に特徴的な織物がたくさんあります。
日本国内にだってたくさんあります。
 
海外とまで言わなくても、
国内の伝統工芸を求めてのんびりと旅をしてみたいものです。
 
 
 

綿の苗

梅雨に入り、シトシト雨が降る毎日。
 
でも、雨に濡れた紫陽花は瑞々しくて、
どんよりとした天気でも爽やかな気分になります。
 
この時期の雨は、植物にとって大事ですね。
 
一ヶ月前に種まきをした綿の芽は、
双葉から本葉に代わり、
スクスクと成長する頃かと思います。
 
教室の綿の芽はこんな感じ。
 
 
 綿の苗
 
 
実は、これ、園芸上手な生徒さんが育てた苗のおすそ分けです。
 
私は、と言うと・・・
 
今年も種まきをしくじり、発芽しなかったのです。
 
土の準備がいい加減な上、
種を水につけっぱなしにしているうちに、
水の中で根が出てしまい、
オタマジャクシみたいに!!
 
ゲッ~と思い、あわてて土に突っ込んだせいで、
根っこが痛んでしまったようです。
 
たくさんあった種は全滅。
ウーン、園芸は難しい。
 
私より生徒さんたちの方が数十倍園芸上手です。
綿に対する愛情が違うんでしょうね。
秋の収穫を期待しています。
 
 

ペルーの織物

先日、ペルーを旅した生徒さんが、
現地で見つけた織物を皆さんにお披露目して下さいました。
 
綴れ織りの長い敷物とアルパカのマフラーの数々。
伝統的な柄を織り込んだ、凝ったデザインの品々です。
 
 
 ペルーの織物1 ペルーの織物2
 
 
これらがどんなに時間と手間のかかるものなのか、
織りを学んでいれば、よーくわかります。 
 
現地で、お値段を確認してびっくり。
 
「えっ~、そんなにお安いの?」
 
と、思ったそうです。
 
ちなみに、アルパカ100%のマフラーが約500円。
 
私達が同じマフラーを織ったら、
一体どのくらいの価格になるのでしょう?
 
時給1000円で、織るのに30時間かかったとすると、
それだけで3万円になってしまいます。
 
こんなに高くては、なかなか売れませんよね。
日本で手仕事を生業にする難しさを感じます。
 
その点、趣味の手織りはいいですね。
単純に、楽しければよいのだから。
 
 
 

ヤノフ村の絵織り物

2年程前の事。ひとりの生徒さんが本を持って来て、
 
『これ、可愛くって、織ってみたいんです!』
 
「ヤノフ村の絵織物」と言う本でした。
 
 
ポーランドのヤノフ村で昔から織られている織物で、
織り方の図がびっしりと載っています。
 
全て二重織りのピックアップ技法。
図案に沿ってタテ糸を引き上げ、裏を織ったら表を織って・・・
 
やたらと手間のかかる織物なのです・・・
 
しかも、教室はロクロ式の織り機。
 
『うーん、やっかい・・・でも、できるはず!』
 
ロクロの織り機で絵織りを織る方法をあれこれ試し、
ようやく織り方を考えつきました。
 
後は、図案をみながら織るのみ!
 
 
その後、生徒さん達は、高機でたくさん織って見せて下さいます。
 
 
 ヤノフ村の絵織り物1 ヤノフ村の絵織り物3
 
ヤノフ村の絵織り物2
 
 
ポーランドの田舎の風景や人々の暮らしなどが
コミカルな図案で織り込まれていて、ほのぼのします。
 
着物文化から発生した日本の織物とは全く違った魅力がありますね。
一度は織ってみたい気持ちが、よーくわかります。
 
 
二重織りの絵織りを調べていると、北欧にもたくさんある事が判明。
自然や人々の暮らしぶりが、まるで絵本の一場面のように表現されています。
 
またひとつ、楽しい織りの世界が広がって行きます。
今度は、自分の図案で「おとぎ話」を織ってみたいものですね。
 
 
 
 

生徒作品の動画をアップロード

前回の記事でご紹介した6名の生徒作品の動画ができました。
YouTubeにアップしてありますので、次のリンクからご覧ください。
 
 
 
 生徒作品動画サムネイル
 
 
 
 
 
 
 

高機の実践課題(練習)作品の事

6名の生徒さんが悪戦苦闘しながら織り上げた
薄い羽衣の様な麻100%のストールです。
 
 
 6人の課題作品
 
 
夏の日差しや、冷房の冷え対策に便利な一枚。
 
サラッとした肌触りが蒸し暑い夏に心地良く感じます。
 
デザイン画から始まり、糸の本数計算、整経など、
あれこれと続く工程を黙々とこなし、
ようやく完成した練習作品です。
 
4月の下旬から教室の廊下に6名の作品を公開しています。
 
現物作品に触れる事で、これから制作される方の参考になれば、
と思っています。
 
日曜~月曜日の教室のお休みを利用して、
すぐ側の公園で、これらの作品の動画撮影をしました。
 
前日の夜に降った小雨によって、
早朝の木々は瑞々しく新緑がとても鮮やかです。
 
上の写真では作品の透明感が表せなかったのですが、
動画に撮った作品は抜群に綺麗です。
 
この動画は編集をし、近日中に公開します。
ぜひ、ご覧になって下さい。