教室の日常

10月、11月のスポットレッスン

まだ少し暑さを感じますが、朝晩はずいぶんしのぎやすくなりました。
 
夏から短い秋を飛び越えて、すぐに冬がやって来てしまう今日この頃。
 
ちょっと早めですが、そろそろクリスマスの作品作りに取りかかります。
毎年恒例の「木枠機で織るクリスマスのスポットレッスン」の季節です。
 
木枠機は小さくて持ち運びがとってもラク。
何処でもいつでも織る事が出来ます。
 
毎日のちょっとした空き時間を見つけて、絵織りを楽しんで下さい。
 
今頃から作り始めれば、
クリスマスまでに間に合わないなんて事はありませんよね。
 
 
 木枠機で織るクリスマス
 
 
 
 

始めの一歩

教室に通い始めて5回目の生徒さんの作品。
記念すべき一作目です。
 
柔らかなラムウールを使ったマフラー。
 
初めての作品は、織りの色遊び。
 
まず、好きな色を選んでいただき、タテ糸に。
 
それから、ヨコ糸は何色にしようかなぁ~って、
いくつかの色で実験します。
 
そして、納得した色で制作に。
 
織りの色彩は、タテ糸とヨコ糸が点描画の様にドットで混ぜ合わされ、
微妙な奥行きを表します。
 
色の組み合わせの面白さは織りの世界の醍醐味です。
初めての方には、想像を超えてるかもしれません。
 
こんな風に、これからたくさんの作品を作って、
頭の中の引出しに経験と言う財産を蓄積していきます。
 
 
 始めの一歩
 
 
 
 

Tシャツラグの織り上がりです

分厚くて足触りの良いラグが織り上がりました。
生徒さんの作品です。
 
素材は、Tシャツをヒモ状に切ったテープ。
 
このテープ糸は着古したシャツを
ハサミでちょきちょき切って自分で作るのが一般的。
 
ところが最近、
Tシャツをカットした糸が
あちこちで出回っているそう。
 
先日、100円ショップでも見つけました。
 
さて、この写真の作品。
なんか、スッキリたした仕上がり感。
 
実は、その市販のTシャツ糸と自家製糸を
上手く組み合わせて作品に仕上げています。
 
Tシャツ糸って、
いつか誰かが作るだろうなぁ~と思っていましたが、
やっぱり出来たんですね。
 
次は、どんなものが糸に変身するのでしょうか。
廃物利用で、いち早く商品化にいどめば、
ヒットするかも・・・。
 
 
 Tシャツラグ
 
 
 
 

処分糸

不定期ですが、夏が終わると、
古くなった糸を格安でお分けしています。
 
今年も教室の廊下にいっぱい糸を並べました。
 
各自、好きなだけ糸を巻いてお持ち帰り。
 
巻き取り作業がめんどうな方は、
一巻き抱えてお持ち帰りすることも。
 
写真は本日の時点で残っている糸。
半分くらいになってしまいました。
 
 
 処分糸
 
 
 

集めた布のおすそ分け

裂き織りがお得意の生徒さんが、
コツコツと集めた布の一部を
おすそわけして下さいました。
 
素敵な古い布ばかり。
 
長年、織りを教えていて本当に思います・・・
機(はた)を織りたい人と、
着物をよく着る人は違うという事を。
 
教室では伝統工芸の様な着尺は教えてません。
それは職人さんのお仕事。
 
機を織りながらゆったり暮らすという
ライフスタイルを楽しんでいる方々がほとんどです。
現代の手織りはそれで良いと思ってます。
 
ただ、日本は長い着物文化の中で
優れた染織技術が発展して来ました。
 
その着物を着る機会がほとんど無くなった現在、
日本の染織技術は何処へ行ってしまうのでしょう。
着なくなったの着物の行く末も案じてしまいます。
 
せめて、布が大好きな方の手にわたり、
素敵な作品に生まれ変わって欲しいものです。
 
 
 古い布
 
 
 

竹ヒゴのブラインド

ヨコ糸の代わりに、竹ヒゴを織り込んだブラインド。
生徒さんの作品です。
 
淡い色彩を通して、夏の日差しを和らげてくれます。
 
今年は夏の日差しがないまま、もう秋ですね。
 
この作品の様に、ヨコ糸の代わりに木の枝や紐、和紙、ワイヤーなど、
変わった素材を織り込むと、面白い質感が表現できます。
 
芸術の秋には、こんな素材を使ったアートな作品もいかがですか。
 
 
ブラインド
 
 
 
 

暖簾。織り上がりました!

麻の透かし織りの暖簾が織り上がりました。
初めて麻を使った生徒さんの作品です。
 
デザイン画を描くところから始まり、
暖簾に仕立て上げるまで、
試行錯誤の長い道のりです。
 
でも、気に入った作品が出来ると、
その大変さはどこかへ吹き飛んで行ってしまうものです。
 
この作品は左右のデザインがアンバランス。
それが魅力的で、斬新です。
 
定番化された既製品には絶対に無い作品です。
 
こんな風にオリジナリティーの高い作品に
どんどん挑んで行けたら良いですね。
 
 
 暖簾
 
 
 
 

絵を織る

一ヶ月くらい前に織り上げた生徒さんの作品です。
 
課題では、練習用の図案を織ってから、
自由な図案で自分の作品を織ります。
 
始めは、どうやって図形を織り出すのか、
皆さんわけのわからない状態。
 
試行錯誤をしながら、
じっくりと織りの仕組みを理解していただきます。
 
そして、2作目の自由作品はなんて上手なんでしょう!
マグリットの鳥(ハト)の模写です。
 
8月と言うのにグズついたお天気ばかりで、
青空に白い夏雲が恋しくなります。
 
この様な作品をじっと見ているだけで少し心が癒されますね。
 
 
練習用図案自由な図案
 
 
 
 
 
 

連続のお花模様

リジットヘドルと高機の決定的な違いは、
4枚の綜絖があるかどうかという事です。
 
踏み木と連動して綜絖の複雑な動きが、
この様な花模様を織り出していきます。
 
これは、高機の課題作を織っているところ。
 
かなりややこしい足の踏み方なので、
間違えない様に頭の中で踏み方の順番を追ってます。
 
おしゃべりをしたくても、間違えてしまうから無言。
心の状態はすぐに作品に表れます。
 
やはり、織りの仕事は、
静かな心で機に向かう事が大事なんですね。
 
こんな風に集中する事で素敵な作品が出来上がると、
達成感と共に爽快感が得られるかもしれません。
 
 
お花模様 
 
 
 

リジットヘドル(卓上機)の底力

ふんわりとした天女の羽衣の様な薄手のストールを、
卓上機で織ることができました。
 
一番細かい90目の筬(おさ)を使用。
糸は髪の毛よりも細い麻糸。
 
この卓上機に出会ったのは、今から20年くら前の事です。
当初は、ここまで緻密な作品が織れるとは想像もしてませんでした。
 
この密度は生徒さんの腕試しになります。
高機で織ったように見間違える程です。
 
 
リジットヘドル2リジットヘドル1